
私達は、クリーニングには上質な水を使わなければならないと考えています。
他社がコスト面を考えて工場を移転する中、私達は全国的に有名な灘の名水「六甲の宮水」にこだわり続け、水洗いには100%この宮水を使用しています。人工的に浄化された水道水や、ただの井戸水で仕上げられた製品とは違い、当社の光輝く様な白さはこの宮水で何度も丁寧に洗われているからです。
よくお客様から「白星社はドライクリーニング特有のニオイがしない」というお言葉をいただきます。なぜなら、私達はコストが掛かる事は百も承知で、1回毎に蒸留新液を使用しているからです。
同じ洗浄液で何回も洗浄するということは、他の衣類に付着していた汚れがお客様の大切な衣料に再付着する可能性があります。確かにコストは抑えられ、お客様がご利用され易い価格で提供する事が出来るかも知れません。しかし、お客様の大切な衣料に他人の汗や脂をつけて良いのでしょうか?
私達は「物を綺麗にする会社が絶対にすべき事ではない」と考えております。だからこそ蒸留新液で洗い、イヤなニオイのないドライクリーニングを実践しています。
お客様から「白星社の仕上げは良い!」とお褒めの言葉を頂いた時に、私達は本当の喜びを感じます。
私達の工場では、熟練した職人とその教えを学ぶ若手が一致団結して「仕上げ日本一」を目指して切磋琢磨しております。その衣料のシルエットに合った仕上げをするために沢山の機械を配置し、それぞれの洗濯コース基準の仕上げに満たなければ、全て手直しする。
当り前の様ですが、当社の基準は極めて厳しく、全国から見学に来る同業他社が「白星社は丁寧すぎる」とか「白星社だと1日の生産点数に限界がある」とご指摘を受けます。しかし、同時に「白星社の仕上げ技術の高度さはマネできない」とも言われます。
商売である以上、儲けは必要ですが、私達は必要以上の儲けよりもお客様にご満足して頂ける良質な物を提供したいと考えております。
昨今、海外製品を中心として粗悪な品物も増えているのが実情ですが、熟練の技と最新の技術を融合させながら「どんな物でも何とかお客様のお品物を綺麗にしたい」というこだわりを忘れずに取り組んでおります。
正直なところ、シミを100%除去する事は不可能です。付着しているシミの種類と生地の相性や、付着してからの時間や温度変化、また生地その物の染色工程や染料の種類、そしてシミ抜きする人の技術によって取れる取れないかは決まります。
私達は少しでもお客様のためになりたいという想いから、京都の伝統的な着物のシミ抜き技法(補正染色加工)を取り入れ、普通では取れないシミを除去できる可能性を広げました。
また、汗で黄ばんでしまった衣料は変色してしまっているため、ドライクリーニングやシミ抜きでは効果がありません。これを除去する高度な技術(バイオクリーニング)を完成させるなど技術革新に取り組んでおります。



